性病の初期症状はすぐに発症するものから潜伏期間を経て発症するもの、また症状が現れにくいものなどあります。また男性と女性でも症状の現れ方が違いますので、気になる方は検査キットなどで簡単に調べることも可能です。

性病研究が進んでも治療困難な嘔吐や黄疸のB型肝炎

性病の研究は世界的によく進められてきているものであり、その病気の原因となっている病原体や潜伏期間、症状として典型的なものから稀なものまでよく知られるようになっています。その病原体の感染経路についてもただの性器と性器の接触によるものとは限らず、口腔や咽頭を介して感染が拡大するものや、性器の周囲や肛門などが感染するということもわかっているものが多く、ただ避妊具を使用するだけでは完全な予防はできないことも多いということが判明してきています。こういった性病の正確な理解が進むようになったことで、その治療に用いる医薬品の開発研究も進み、現在ではほとんどの病気について有効な治療法がある状況になっています。しかし、依然として治療が難しいものもいくつか残されており、その危険性について理解をしておくことが必要になっています。その代表的なものはHIV感染ですが、それ以外にも治療が困難なものがあるのが事実です。B型肝炎はその一例であり、感染してしまうと確実に治療を行えるという方法は現状としてありません。嘔吐や全身の倦怠感から初期症状が始まり、よく見ると黄疸が出てきているという状況になると肝炎を疑わざるをえないでしょう。血液検査によってASTやALTが上昇することから肝機能障害が起こっていることが明らかになり、抗体検査によってB型ウイルスへの感染が認められたら確実に感染しているということになります。同様にC型肝炎についても治療法として確実性の高いものはありません。インテーフェロン療法がこういった肝炎での数少ない治療法であり、これが功を奏することを祈るというのがこういった患者の場合の治療の手段となっています。